「ピアノ教室を探してる」
「個人と大手で迷っている」
「それぞれの良さを知りたい」
今回は個人のピアノ教室とヤマハやカワイなどの大手ピアノ教室のメリットデメリットを解説していきます。
こどものピアノ教室なら個人の教室、大人なら大手企業の教室がおすすめです。
詳しく解説していきます。
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大手ピアノ教室のメリット
ここではヤマハ 、カワイ音楽教室などの大手のメリットをご説明します。
発表会が大規模
ヤマハやカワイ音楽教室は、大手企業の教室なので、生徒数もかなり多いです。
その生徒たちがほぼ参加する発表会は大規模で、大きな会場で開催されます。
個人の教室では借りることができないようなホールを使った発表会は、子供でも大人でも良い経験になります。
月謝が引き落としで楽
大手ピアノ教室は月謝がほぼ引き落としで楽というメリットがあります。
個人ピアノ教室の場合は、大体手渡しなので、お釣りが出ないように毎月準備するのが面倒です。子どもにお金を持たせる不安もあると思うので、引き落としがいい!という方は大手教室にメリットを感じるのではないでしょうか?
全国でどこでも同じシステム、教材
ヤマハやカワイ大手ピアノ教室は独自の教材、テキストを採用しています。
転勤などで引っ越しがあった場合でも、全国どの地域に行っても、大手の場合は同じ教材・システムでレッスンを受けることができます。
個人ピアノ教室では先生によって使う教材が違うので、転勤や引っ越しの予定がある場合は大手にメリットを感じるでしょう。
大手ピアノ教室のデメリット
大手には大手なりのデメリットがあります。
・講師交代が頻繁にある
・月謝が高い
・教室の閉鎖がある
・発表会費が高い
・教室設備が悪い場合がある
講師がよく代わる
大手ピアノ教室は、とにかく先生は絶対に代わると思っておいた方がいいです。
子どもが5歳から15歳まで10年間ピアノ教室に通ったとすると、3回くらいは先生の交代があります。
教室の配置転換や、結婚出産での退職、待遇不満や人間関係での退職など、様々な理由で担当してくれる先生が代わります。
大手ピアノ教室は、とにかく先生は絶対に代わると思っておいた方がいいです。
子どもが5歳から15歳まで10年間ピアノ教室に通ったとすると、3回くらいは先生の交代があります。
教室の配置転換や、結婚出産での退職、待遇不満や人間関係での退職など、様々な理由で担当してくれる先生が代わります。
月謝が高い
月謝は個人ピアノ教室に比べて割高です。地域にもよりますが、大体2、3000円くらい高くなります。
少しでも安く習い事をしたい場合は個人教室をおすすめします。
教室閉鎖がある
大手ピアノ教室は、生徒数が少なくなってきて、これ以上発展が見込めない教室に関しては、閉鎖する場合があります。
昔は新興住宅地で子どもがたくさんいたのに、今は年配者が多い地区などは閉鎖の対象となりがちです。
通っている教室が閉鎖になった場合は、最寄りの教室に移動となります。
通えなかったり、先生との相性が悪かった場合は、退会するしかないでしょう。
発表会費が高い
メリットとして発表会が大規模なのですが、大規模なだけあって会費が高いです。企業なので利益を出さないといけないので、高くつくというのもあります。
個人なら3千円から6千円くらいの発表会費が相場ですが、大手の教室は平気で1万円とかします。
毎年ありますので、覚悟の上で入会してください。
教室によっては設備が悪い
個人用室に比べて月謝が高いのに、教室によっては設備が悪い場合があります。
最たるものは、使うピアノがアップライトピアノである場合です。
ヤマハやカワイの大手音楽教室でも平気でアップライトピアノを使ってレッスンする教室もあります。
個人的には大手なのにアップライトピアノはあり得ないと思っていました。
個人ピアノ教室のメリット
個人のピアノ教室って少し敷居が高く感じるかもしれません。
しかし、最近ではネットで問い合わせができたり、無料体験レッスンがあったりして大手と変わらないくらいシステマチックになっています。
指導力のある先生が多い
講師が基本代わらない
月謝が安い
アクセス良好で通いやすい
発表会費が安い
指導力、人気のある先生が多い
個人でピアノ教室を開いている先生は、大手に所属しなくても生徒が集まるレベルの先生が多いです。
ハイレベルな指導ができることで有名な先生や、お子さんの扱いがうまい先生、親御さんとのやり取りが上手な先生など。
中にはヤマハやカワイ音楽教室から独立して個人で教室を開いている先生も多いです。
そういった先生は大手の中でも人気で指導力があったので独立することができた先生です。
そういった先生を見つけることができたらラッキーです。
講師が基本代わらない
大手は本当に先生の交代が頻繁にありますが、個人の教室ならほぼ代わることはありません。
特に、自宅で教室をしていて、すでに結婚して子どもがいる先生は引っ越すことも少ないです。
若くて独身の先生が実家で教えている場合は、結婚を機に引っ越してしまう場合があるのでご注意ください。
月謝が安い
大手に比べて個人の教室は圧倒的に月謝が安いです。
月謝の相場は地域によって異なりますが、自宅で教えている場合は5千円〜7千円くらいが目安になります。
アクセス良好で通いやすい
個人の教室の場合は、自宅の近くで探すことがほとんどだと思います。
子どもだけで通える場所に個人教室が見つかれば、送迎要らずでかなり楽になります。
発表会費が安い
個人の教室の場合、発表会費は大手に比べて割安です。
個人の先生は大体の場合、発表会で利益を出そうと思って開催していません。
ホールの利用料と、諸経費と、わずかな利益だけなら、会費は5千円前後で済みます。
大手との違いは利益を出すか出さないかになります。
個人ピアノ教室のデメリット
メリットがかなり多くなりましたが、デメリットももちろんあります。
教室を辞めにくい
個人の教室の場合は、先生とかなり個人的な関わり合いになります。
「来月で辞めます」と人によっては言いづらいかもしれません。
大人の生徒さんの場合はより言いづらい可能性があります。
先生の当たり外れが大きい
個人の教室の場合、大手と違って、面接がありません。個人で自宅で勝手に教室を始めることができます。
中には音大を出ていない場合もありますし、人格に難があることもあります。
無料の体験レッスンや、近所の口コミなどで判断する難しさがあります。
コンクールに出す気がない先生もいる
個人の教室の先生の中にはコンクールに生徒を出そうとしない方もいます。
コンクールは生徒にとっては目標になりますし、レベルアップに重要です。
しかし、先生によっては「コンクールはめんどくさい」「教える自信がない」などの理由で出したがらない場合はあります。
コンクールに興味がある場合は、体験レッスンの段階で聞いておきましょう。
良い個人のピアノ教室は見つけにくい
個人で開いている良いピアノ教室は、かなり見つけにくくなっています。
良い教室は生徒が口コミで集まっているので集客を頑張る必要がありません。
看板を出さない、ホームページを作らない、それでも生徒が集まるような教室ってすごく良い先生がやっている教室です。
通いたくても見つからないデメリットがあります。
子供のピアノ教室の場合は個人がおすすめ
こどものピアノ教室の場合は、先生との相性は大切です。大手教室では、せっかく相性の良い先生だったのに配置転換で講師交代が頻繁に起こります。
おすすめは、個人教室の体験レッスンを数件受けて、フィーリングの合う教室に通うことです。
こどもの扱いが上手い先生、親と気があう先生、教室が綺麗かどうか、など判断できます。
また、良い教室は積極的に生徒募集をしていないので、お友達からの口コミで探して見ましょう。
大人のピアノ教室の場合は大手がおすすめ
大手ピアノ教室で大人を担当する先生はそれなりの経験を積んだ先生が多いです。
理由としては、大人相手だとマナーや対応ができないとクレームになりやすいからです。
また、大手の場合は、ピアノ教室と言えど企業です。営利目的の教室なので、良くも悪くもドライ。
先生との相性が悪ければ、講師の変更ができます。通うのがキツくなれば、webや電話一本で解約ができます。
何か問題があれば、ヤマハやカワイの教室運営担当の社員が対応します。
近所の自宅でやっている教室だと、辞めた後も顔を合わせる可能性があるので、大人の場合は大手をおすすめします。
個人と大手ピアノ教室についてのまとめ
今回は大手ピアノ教室と個人ピアノ教室のメリット・デメリットについて解説いたしました。
大手も個人もそれぞれ良いところ悪いところはあります。
こどもの場合は個人で開いている町のピアノ教室がオススメ。
大人の場合は、大手企業のピアノ教室がオススメです。
無料体験レッスンでフィーリングの合いそうな先生を見つけてください。
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