「子供がピアノ教室に通い始めた」
「先生から自宅にピアノが必要と言われた」
「本当に必要なの?」
今回はこんなお悩みにお答えしていきます。
結論から申しますと、自宅に練習用の楽器は必要です。
最低限電子ピアノがないとレッスンに通っても上手になりません。
詳しく解説していきます。
自宅にピアノ/電子ピアノがないとレッスンが進まないから必要
お子様がピアノ教室に通い始めたなら、自宅に練習用のピアノが必要になります。
「始めたばかりだから」「続くか分からないから」「置く場所が」「音が大きいから」という問題があるのもわかります。
しかし、自宅に練習用のピアノがないと、ピアノ教室に通っている意味がなくなってしまいます。
「野球を始めたのに、グローブとボールがなくてキャッチボールすらできない」と同じ状況です。
ピアノレッスンは自宅での反復練習が重要
ピアノのお稽古とはざっくりいうと、下記のようなサイクルで進んでいきます。
「教室で先生にピアノを教えてもらう」
↓
「自宅で先生に教えてもらったことを繰り返し練習する」
↓
「翌週、先生に練習の成果を披露して、新しいことを教えてもらう」
このサイクルの繰り返しです。
自宅にピアノがないと、先生から教えてもらったことを復習できず、全く上達しないまま翌週のピアノのレッスンを受けることになってしまいます。
すると、全く練習できていないので、また同じことを先生から教えてもらうことになります。
お子様も上手にならないので、ピアノが楽しくないと感じてしまうように。
発表会などで同年代のお友達と差を感じてしまい自信を失う。
この悪循環でピアノ教室を辞めてしまう生徒さんが多いです。
こういった理由から自宅で練習するようのピアノが必要になります。
キーボードは間に合わせ程度
とはいっても、最初からアップライトピアノや電子ピアノはハードルが高いと思っている親御さんも多いです。
買ってすぐ飽きて辞めてしまったら、、、と心配する気持ちもわかります。
だからキーボードで様子をみよう!となりがちですが、少しお待ちください。
キーボードではピアノの練習を十分にすることができません。
キーボードとピアノでは「鍵盤の数」「鍵盤のサイズ」「鍵盤のタッチ」その他さまざま違う点があります。
キーボードで練習していると、キーボードを弾くのが上手くなってしまい、ピアノを弾くのは全く上達しません。
最低でも電子ピアノは必要
家に楽器が必要なのはわかったけど、流石にアップライトピアノを最初から買う勇気はない。という方は、最低でも電子ピアノを準備してください。
価格は10万円くらいが目安です。それより安いと、結局買い直すことになってしまいます。
家に電子ピアノがあれば、ピアノ教室で先生から習ったことを大体は復習することができます。(レッスンが進むと電子ピアノではできない練習もあります)
キーボードみたいに鍵盤が足りないこともないし、ペダルを使う練習ができないということもありません。
どんどん上達してくると先生から「そろそろアップライトピアノに買い替えてはいかがですか?」という時期が訪れます。先生がそういってくれる時は本当にそういう時です。
もし住宅事情や予算が許すのでしたら、お子様のためにも買い替えをお勧めいたします。
自宅にピアノは必要?に関するまとめ
今回は自宅での練習用ピアノが必要な理由について解説しました。
ピアノ教室に通っているのに自宅に練習用ピアノがないという状況は、例えるならば小学校に通っているのに、家で宿題をするための鉛筆がないと同じような状況です。
キーボードしかないという状況は、習字習っているのに筆ペンで書いているような状況です。
お子様がピアノ教室に通い始めたなら、少なくとも1ヶ月くらいで自宅で練習できるようピアノを準備してあげてください。
そんなに高くなかったり、意外とコンパクトなものもあります。
よかったら参考にしてみてください。