アップライトピアノ

アップライトピアノの金額や背の高さによる違いとは?表現力に差が出る

「アップライトピアノの価格が安い高いで何が違う?」

「背の高さで音が変わる?」

「具体的に何が変わるのかを知りたい」

今回はこんなお悩みにお答えしていきます。

ズバリ、金額によって背の高さが変わり、背の高さによって表現力に差が出ます。

とはいえ、一般家庭用としては60〜70万円くらいで121cmくらいが基本となります。

では詳しく解説していきます。

アップライトピアノは価格によって背の高さが変わる

アップライトピアノの価格の上下によって一番大きく変わるものは背の高さです。

ピアノの背の高さが10cm上がるだけで、価格も10万円ほど上がるようになっています。

例外として、外装が変わるパターンもあります。黒塗りもピアノを木理やホワイト塗装すると特注費として価格が上昇します。インテリアピアノは黒のピアノよりも外装に手間がかかっているので、背が低くても価格が高くなっています。

※使われている木材やパーツなどのグレードも変わりますが、メーカーが公表していないので定かではありません。

アップライトピアノは背の高さによって表現力が変わる

アップライトピアノの価格で背の高さが変わりますが、背の高さによって何が変わるのでしょうか?

それは「表現力」です。

表現力とは、「小さくて繊細な音」から「力強く迫力のある音」まで出せる音の幅になります。

背の高さに関わらず鍵盤は88鍵盤なので出せる音階は同じですが、同じ「ドレミ」の音の中で出せる音の幅が違うのです。

ピアノの背が高い方が力強い音を出すときに余裕がありますし、小さくて繊細な音を出すときも余裕があります。そういった音の幅の差になります。

例えるならば、1000ccの車と3000ccの車の違いのようなものです。

タイヤが4つあって、同じように運転できますが、最高速度を出す時の楽さは3000ccに余裕があります。

一般家庭用のアップライトピアノの背の高さは113〜122cm

アップライトピアノの背の高さは大体113cm〜131cmほどです。

その中で一般家庭でよく使われる背の高さは113cm〜122cmの間です。

機種で言うと下記6機種です。

ヤマハ・・・b113、YU11、YU33

カワイ・・・K200、K300、K400

アップライトピアノにはかなり種類が豊富にラインナップされているように感じますが、意外と選択肢は少なかったりします。

この中から予算と好みで選んでしまって問題ありません。

アップライトピアノの価格一覧はこちらを↓

ヤマハ、カワイの新品アップライトピアノの価格一覧

131cmのピアノは一般家庭では使えないのか?

131cmのアップライトピアノは最大サイズです。

もちろん普通のご家庭で使用している方もたくさんいらっしゃいます。

ただし、圧迫感はありますし、価格も100万円に迫る価格となっています。

予算が潤沢にあり、設置場所のスペースにも余裕がある場合は選択肢に入ってくると思います。

アップライトピアノの価格と背の高さの関係についてまとめ

今回はアップライトピアノの価格と背の高さについて解説しました。

価格は背の高さの違いになる。

背の高さは表現力の差になる。

この2点を覚えておいてください。

しかし、小さいくて安いピアノだから練習が進まないわけではありませんし、131cmの高級ピアノを使うからめちゃくちゃ上手になる!っていうわけではありません。

基本的にはどれだけ練習するかにかかっていますので、ご安心ください。

今回の記事が皆様のお役に立てば幸いです。

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